真アウトプット奮闘記

アウトプットをしっかり出来る人間となり自己実現を目指す男の奮闘記

かわらなきもの。

絶対変わらない。


 それがあなたの口癖
 私への想い
 あなたは真剣な眼差しでわたしに誓った
 時に笑顔で
 時に泣き顔で。


 私はほんとに幸せものだ。


 こんな私をこんなにも想ってくれて
 こんなにも愛を降り注いでくれて
 私を照らす温かい太陽であり

    優しい月である存在。

 まるでそんな太陽と月が

    遠く遥かにたたずむように
 518kmの距離が私たちのあいだを
 いつも遠く隔てていたんだ。

 でもそれでも
 あなたはどんなに日々忙しくても
 どんなに疲れていても
 1日の休みさえあれば
 日帰りさえも厭わず
 たった5分でも
 一目でも顔がみれたらと
 流れ星みたいにシューって

    飛んで会いに来てくれた
 わたしはその一瞬のきらめきが
 ほんとにほんとに嬉しくて幸せで笑顔だった。


 だけれど、けれど
 わたしは負けた
 ありきたりな距離の壁に
 冷たいベットに
 あなたの温もりを想い出す切なさに。


 私はほんとに不届きものだ。


 私は泣いた心底泣いた
 ふがいない自分に
 あなたの愛に応えられなかった自分に。

 でもきっと
 あなたはもっと
 もっともっともっと。

 涙を流したに違いないんだ。

 凍てつかせてしまった冷たい心で
 熱い涙をいっぱいいっぱい流したんだ。


 絶対変わらない。


 今でも昨日の事のように思い出す。
 あんなにも誰かに愛されることは

    もう一生ないのだろう。


 そして今、風の便りで聞いたんだ
 あなた幸せな結婚をしたって。


 絶対変わらない。


 ちょっぴり胸が痛みました。

 でもあなた
 やっぱり変わってないんだと思う
 あの時と同じように
 まっすぐひた向に誇り高く
 愛を貫いているんだね。

 私ももういかなくちゃ。

 あんなにも大きくて

    あったかい愛に満たされることは
 もう無いのかもしれないけれど
 今度は私が愛を貫くんだ。

 あの時のあなたの眼差しのように
 優しく強く温かい太陽のようでいて月の様な。
 ひた向きな愛を貫くんだ。

 そしたらきっと。

 あの時のあなたの涙を
 ふがいない私の面影を

 流れ星のようにシューって
 追い越してけるんだ。

 だから私ももういくね。

 あの時一度も言えなかった事
 遠い空から今こそあなたに伝えたいんだ。

 いつまでもかわらないあなたへ
 ほんとにほんとにほんとうに
 ありがとう。


 私はほんとに幸せものです。