私は波動であるとして。
私は波動である
として、
全てを赦す陽光のような
柔らかき木漏れ日のような
密やかな月光のような
さんざめく叢雲のような
貫く雷光に寄り添うように
優しく強き波動であろう
それは
あなたと同じ波動であること
愛すべきもの全てと
どこまでもただ在ること
大袈裟である事も思いのほか良い
さあ
舞い上がる
あなたの波動と共に
遥か彼方より
間も無く訪れる
あなたの耀きと
今この瞬間であれ
煌めきの向こう側へ
ただここにいよう
あなたと私は
いつでもおなじ
波動でありたい
そうでなくてもよい
もはやそれも
なにものでもない
在りとあらゆるものがひとつにつながっているから