2019-05-02 ドラえもん 聞こえないくらいの 小さく静かな音に耳をすませば 今日も微かな慟哭が 密やかに鳴り響いている 救われることはないと自問しながら 蒼白い炎が中心で瞬いている 彼らの足の裏で転ばされ枕を濡らしても その炎が消えることは決してない 百年を遡り戻ってきた 愛に満ち溢れている機械 疑うことなき無償を秘めて この先どれだけその渾身の愛を まだ頼りない眼鏡の子に 振りかざすのだろう 青の機械が 蒼白く燃える魂を 目指すべき高みまで昇華させる為に